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初参加でやってはいけない行動

2026年2月28日

コミュニケーションのイラスト

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初参加は「評価される日」じゃなく「安心を渡す日」です

初参加の人が一番やりたいのは、だいたいこれです。

  • 早く馴染みたい
  • いい人脈を作りたい
  • できれば仕事も欲しい

でも、初参加で空回りすると逆効果になります。
なぜなら交流会は、第一印象で「この人は安全か」「面倒くさくないか」を先に判定されるからです。

つまり初参加は、爪痕を残す日ではなく、安心を配る日です。



初参加でやってはいけない行動ベスト7

1)いきなり売り込む(最悪:資料を配り始める)

会話の“文脈”がない状態での売り込みは、相手にとって負担です。
返報性は「価値→お返し」の順番で起きますが、売り込みは「負担→防御」になりがちです。

2)名刺だけ配って、会話を残さない

名刺を配ることが目的化すると、薄い接触が増えます。
「名刺交換の数が目的化している」という指摘は、交流会で成果が出ない理由としても挙げられます。

3)自分の話を長くする(武勇伝、経歴、実績フルコース)

初対面で求められているのは、強さより“わかりやすさ”です。
カーネギー系の原則でも、相手への関心・傾聴が重要とされます。

4)相手の話を奪う(アドバイス中毒)

「それ、◯◯すればいいですよ」と言いたくなる気持ちは分かります。
でも初回は、正解より「理解された感」が勝ちます。

5)誰にでも同じ質問をする(テンプレ質問連発)

「どんなお仕事ですか?」だけで終わると、印象が残りません。
一歩だけ踏み込んで、「最近どこが一番詰まってます?」みたいな“その人専用”の問いにすると記憶に残ります。

6)フォローしない(または遅すぎる)

交流会は、フォローしないと“なかったこと”になります。
24〜48時間以内の連絡が有効とされるのは、まさに記憶が薄れる前に次の接点へ移すためです。

7)紹介をもらう前提で動く(「誰か紹介してください」)

紹介は“信用の貸し借り”です。
初参加でいきなり紹介依頼をすると、相手は自分の信用を担保に差し出すことになります。重いんです。



じゃあ初参加は何をすればいいのか(勝ち筋)

初参加の勝ち筋はシンプルで、やるべきことは3つだけです。

1)「相手の話を8割」+「要約を返す」

要約は、最短で好印象を作ります。
「つまり◯◯で困ってるんですね?」と言える人は、“ちゃんと聞ける人”として残ります。

2)小さな価値を渡す(その場で)

売らない。渡す。
ネットワーキングの文脈でも、まず寛大さ(与える姿勢)が強調されます。

3)フォローは“約束の履行”で送る

例:

  • 「さっき言ってた参考、これです(URL/PDF)」
  • 「似た事例があるので要点だけ送ります」
  • 「◯◯に詳しい方、1名だけ心当たりがあるので繋いでもいいですか?」

“営業”じゃなく“会話の続き”として送る。
これで返信率が一気に変わります。

初参加で一番やるべきは「好かれる」じゃなく「安心させる」

初参加でやってはいけない行動の共通点は、相手に負担をかけることです。
逆に言うと、安心さえ渡せれば次回以降で伸ばせます。

最後に、初参加の合言葉を置いて終わります。

初参加は、売る日ではなく “次に会う理由” を作る日。

参考

  • フォローは24〜48時間以内が有効
  • 交流会で成果が出ない理由(目的と手段の乖離、名刺交換の数の目的化)
  • 対人原則(傾聴・関心など)
  • ネットワーキングは与える姿勢が重要